持続可能な開発目標(SDGs)の達成度を評価する、日本経済新聞社の独自調査「全国SDGs先進度調査」において、宇都宮市のLRTを中心とした取り組みが全国総合3位になったそうです。
対象となるのは全国の815市区で、東日本だけで見ると宇都宮市は1位にランクインしています。
宇都宮市の公式発表によると、このランキングは「経済、社会、環境の3つの側面における74の指標を得点化し、集計されたもの」とのこと。
総合順位 | 自治体名(都道府県名) | 総合得点(100点) |
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1位 | 京都市(京都府) | 70.37 |
2位 | 北九州市(福岡県) | 70.13 |
3位 | 宇都宮市(栃木県) | 68.82 |
4位 | 豊田市(愛知県) | 68.57 |
5位 | 岡山市(岡山県) | 68.53 |
6位 | 相模原市(神奈川県) | 68.50 |
7位 | さいたま市(埼玉県) | 68.33 |
8位 | 板橋区(東京都) | 68.23 |
9位 | 堺市(大阪府) | 67.88 |
10位 | 名古屋市(愛知県) | 67.83 |
調査期間(平成30年10月5日から11月19日)
出典:日経グローカル(No.355)
宇都宮市のLRTを中心とした取り組みは、国が実現可能性の高いエリアである「SDGs未来都市」として2019年7月1日に選定されています。
宇都宮市は2005年から「もったいない運動」を展開し、バイオマス発電などにも注力。LRTの運行に関しては、ごみ焼却場「クリーンパーク茂原」による発電および再生エネルギーの新電力ベンチャーの設立を計画しています。