宇都宮の中心地アーケード「オリオン通り」で準備が進められているシェアキッチン「宇都宮横町(仮)」が、いよいよ2019年11月28日にオープンする段取りに入ったようです。
運営するのはITとシェアキッチンで地方創生を仕掛ける東京のアスラボ社。報道によると「宇都宮フードホール(仮)」という名称になる可能性が高いとのことです。
料理人企業を支援
施設は2階建てで、それぞれのフロアーに6つのキッチンを提供。審査に通過した出展者が所定の場所で営業を行うというもの。朝・昼・夜それぞれの時間帯でお店を切り替えるため1日で最大18店舗が営業できる。
すでに2019年9月に審査会を実施しており、6店舗が確定。出展者は20万円〜という格安の出店費用で実店舗営業が可能になる仕組みです。
出店費用
オープン前コスト
- 厨房設備費用: 無料
- 内装工事費用: 無料
- 出店権利金: 20万円
- 食器、調理器具、暖簾、家具等の備品: 自己負担
- 設備等のメンテナンスコスト: 自己負担
- その他費用負担: 店舗運営に必要なコストは自己負担
タブレット端末でオーダー、エンタメも楽しめる
利用客は店内オーダー専用タブレット端末を使って注文ができるほか、共用ドリンクブースで飲み物のオーダーが可能。さらに、アーティストなどのパフォーマンスを楽しむことができるとのこと。
厨房側にもタブレットが配置され、ITで営業自体を効率化するという試みのようです。
すでに飽和状態のオリオン通りでどこまで人気がでるか?また、シェアリング型の事業がどこまで料理人起業家を成長させられるか注目です。
・事業会社アスラボ(トウキョウ) https://asulabo.jp