栃木県は2020年4月11日(土)、栃木県内で新たに3件の新型コロナウイルス感染事例を確認したことを発表しました。栃木県内の発症例は、これで計35例に達します。
2020年4月9日陽性判明した那須塩原市(県北)在住 70代女性(31例目・記事)の夫。濃厚接触者については調査中
・2020年4月9日(木) 咳の症状(妻の陽性が判明した日)、自宅待機。
・2020年4月10日(金) 検体回収。
・2020年4月11日(土) PCR検査の結果陽性判明。栃木県内の医療機関に入院。現状は咳のみの症状で軽傷。
2020年4月10日陽性判明した(県南) 30代女性(第32例目・記事)の家族。濃厚接触者については調査中。
・2020年4月6日(月) 発熱37度台・呼吸苦
・2020年4月8日(水) 県南健康福祉センター管内の医療機関Aを受診
・2020年4月10日(金) 呼吸苦悪化し、県南健康福祉センター管内の医療機関Bに緊急搬送し入院。センターに連絡し検体回収。
・2020年4月11日(土) PCR検査の結果陽性判明。栃木県内の医療機関に入院。呼吸器障害あり、但し人工呼吸器などの着用なし。
海外渡航はなし。濃厚接触者および行動歴については調査中。
・2020年4月4日(土) 発熱と頭痛が4月10日(金)まで続く。
・2020年4月7日(火) 嗅覚障害発生
・2020年4月8日(水) 県南健康福祉センター管内の医療機関Aを受診
・2020年4月10日(金) 県南健康福祉センター管内の医療機関Bを受診し、その医療機関を介して帰国者・接触者外来を受診。検体回収。
・2020年4月11日(土) PCR検査を実施し陽性判明。
記者の方から「本人の同意がなければ、在住地域は明らかにできないものなのか?」という質問がありました。基本的人権の根幹ともいえるプライバシー保護をジャーナリストが理解していないということに驚きを隠せませんでした。
自分たち、ひいては市民全体の感染回避につながるとはいえ、本人の権利を侵害することはあってはならないのは当然の話です。デマや差別による被害は、大衆やメディアの意識による一方的な暴力に発展する可能性があります。今後、重大局面を乗り越えるにあたり、全員が手を取り合って切り抜けられれば思います。
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