栃木県は2020年4月20日(月)、栃木県内の新型コロナウイルス感染症の陽性確認事例として新たに2例が確認されたことを明らかにしました。栃木県内の発症例は、これで計51例に達します。
真岡市(県東)在住 30代男性: 栃木県50例目
移動手段は自家用車で、マスク着用。濃厚接触者は父親(県外在住だが4月15日以降同居)のみ。
・2020年4月13日(月) 自宅で過ごす
・2020年4月14日(火) 宇都宮市の職場で父と業務にあたる。仕事の内容は屋外での業務。
・2020年4月15日(水) 39度台の発熱。真岡市内の医療機関Aを受診。解熱剤処方。以降自宅で休養。
・2020年4月18日(土) 発熱に加え、咳・痰・呼吸苦・倦怠感・関節痛を発症。
・2020年4月19日(日) 嗅覚異常を発症。
・2020年4月20日(月) 県東健康福祉センターに連絡があり、帰国者・接触者外来受診を通じ、センターで検体を回収。
・2020年4月21日(火) PCR検査の結果陽性が判明。県内医療機関に入院予定。せき・たんの症状あり。
栃木市(県南)在住 20代女性: 栃木県51例目
栃木県内感染確認第47例目 2020年4月20日判明 栃木市(県南)在住 小学校勤務の50代男性(記事)の家族。ほか4人の家族が濃厚接触者となるが、本日のPCR検査で陰性が確認されています。
・2020年4月18日(土) 夜に38度台の発熱。
・2020年4月20日(月) 父親(47例目)の陽性が判明。
・2020年4月21日(火) 県南健康福祉センターを通じ、帰国者・接触者外来受診を通じ、センターで検体を回収。PCR検査で陽性判明。
毎回、どこからの記者の方が、「具体的に判明しなければ、市民は不安になる」と詰めるのだけど、せめて感染症などの基本を調べて質問してもらいたいです。感染経路を完全に確定するのは無理なのは周知の通り。だからといって、可能性がゼロではないからと「ここは危ない」といったら人権などの権利侵害となってしまいます。
もっと防疫に効果のある的を得た報道活動を、市民一体となって進めて、どうにか乗り越えたいですね。
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