栃木県 福田富一知事は本日(2020年4月7日)会見を行い、東京都を含む7都府県の緊急事態宣言を受け、対象地域の不要不急の往来の自粛および、栃木県内の新型コロナウイルス感染拡大対策について説明しました。
栃木県知事は、7都府県とは通勤・通学などで関係が深い栃木県の立ち位置を挙げ、今後対象地域とならないように、先日(2020年4月2日)発表した宣言に乗っ取り、医療体制の整備を筆頭に、県民および事業者を含めたオール栃木で挑みたいと述べました。
栃木県知事が2020年4月2日に発表した宣言の概要
県民に対しては「3つの密、密閉・密集・密接を避け作らないこと」や東京都など外出自粛が要請されている地域への不要不急の外出も控えることが述べられています。医療機関に対しては「入院協力医療機関として御協力頂き対応病床を増やしたい」旨宣言がなされています。
栃木県は、栃木県内の帰国者・接触者相談センター(宇都宮市保健所)の相談業務を外部委託するなどにより強化を図るほか、広域健康福祉センターの人員体制強化を図るとしています。
これまでは新型コロナウイルス感染症患者の治療に使える病床は栃木県内で30床だったものを130床まで拡大するとのことです。
これまで栃木つーしんでは「空気感染を隔離する“陰圧室”、栃木には11施設・113病室」とお伝えしてきましたが、新型コロナウイルス緩衝症患者は、その病床すべてが使えるわけではなさそうです。
また、人工心肺(ECMO)も発注したとのことですが、納期は不明。
栃木県内の学校については、栃木県としては4月8日(水)の始業式は実施し、翌9日から2週間の臨時休校をすると発表しました。小中学校については地域の実情に踏まえつつ県の依頼を遵守することをお願いしているとのことです。また、大学は多くの学校で休校などの措置が行われるとのことです。
再開について多くの議論が生まれ、高校生が意見書を栃木県に提出するなど大きな動きになっていました。
手話の人と知事、マスク無しで近すぎんべ