宇都宮市は2020年5月8日(金)、新型コロナウイルス感染症の陽性確認事例として新たに1例が確認されたことを明らかにしました。この方は本日発表された宇都宮市13例目、栃木県内55例目の60代女性の夫です。栃木県内の発症例は56例目、宇都宮市としては14例目です。
宇都宮市在住 70代男性: 栃木県56例目・宇都宮市14例目
宇都宮市13例目となる60代女性(記事)の夫。濃厚接触者として娘も特定されていましたが陰性。発症日が25日と、宇都宮市13例目の妻の4月28日よりも早いことが解っています。
・2020年4月10日(金) 25日(土曜)まで毎日午前中にウォーキングをしている。午後はスーパーで短時間の買い物をしている。移動は自家用車、マスク着用。
・2020年4月25日(土) 発熱37.5度(発症日)
・2020年4月26日(日) この日から医療機関以外は自宅待機。
・2020年4月27日(月) 宇都宮市内の医療機関Aを受診。院外診療。発熱(37.5度)続く。
・2020年4月28日(火) 吐き気・下痢の症状。下痢は5月3日まで続く。
・2020年4月30日(木) 宇都宮市内の医療機関B(妻と同じ)を受診。発熱(37.5度)続く。レントゲン検査をするも所見なし。
・2020年5月7日(木) 妻がPCR検査陽性。濃厚接触者として、宇都宮市内の帰国者・接触者相談センター(宇都宮市保健所)で検体採取。
・2020年5月8日(金) 宇都宮市の衛生環境試験所19時頃に陽性確認。症状無し。5月9日に宇都宮市の医療機関に入院予定。
度々指摘していますが、発症日と感染可能性との関係がゆらぐ事例となりました。宇都宮市は本件について、先に感染したのは夫か?妻か?「わからない」と説明しています。それでも、13例目の妻が会食をしていた友人は「発症してないから」とPCR検査を実施していません。
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