栃木県は2020年7月21日(火)、新型コロナウイルス感染症で新たに2例が確認されたことがわかりました。これで栃木県内における感染確認は138例目になります。
この2名は、2020年7月12日(日)の小山市内で開催された集会に参加者した小山市在住 40代女性(栃木県名134例目の夫ー記事)の家族の方です。
この集会は、これまで栃木県内106例目を筆頭に、茨城県内での確認を含め計15名が感染。クラスター感染が発生しているとして注視されていました。
なお、この集会の参加者は22名で、残り7名の陰性は確認済み。2時間にわたる集会中、換気など十分な感染予防対策が行われていなかったとされています。
栃木県 小山市(県南エリア) 40代男性: 栃木県137例目
2020年7月12日(日)の小山市内で開催された集会に参加した小山市在住 40代女性(栃木県名134例目の夫ー記事)の夫。集会には参加していないとのこと。
濃厚接触者の家族5名のうち長女・次女・次男についてはPCR検査で陰性が確認されていました。今回、PCR検査で夫(137例目)と長男(138例目)の陽性が判明しています。
・2020年7月20日(月) 妻(栃木県134例目)の陽性が判明。濃厚接触者として栃木県南健康福祉センターが帰国者・接触者外来の受診を調整
・2020年7月21日(火) 帰国者・接触者外来を受診、検体を採取。PCR検査の結果、陽性。症状は咽頭痛。栃木県内の医療機関に本日入院予定。
栃木県 小山市(県南エリア) 10代男性: 栃木県138例目
2020年7月12日(日)の小山市内で開催された集会に参加した小山市在住 40代女性(栃木県名134例目の夫ー記事)の長男。集会には参加していないとのこと。
・2020年7月20日(月) 妻(栃木県134例目)の陽性が判明。濃厚接触者として栃木県南健康福祉センターが帰国者・接触者外来の受診を調整
・2020年7月21日(火) 帰国者・接触者外来を受診、検体を採取。PCR検査の結果、陽性。症状は腹痛。栃木県内の医療機関に本日入院予定。
深刻なクラスター感染を発生させたこの集会。主催は誰?、定員30名ほどの集会会場の場所はどこ?、室内はどういう構造なのか?等については一切明らかになっていません。これについて、栃木県は理由として「参加者全員を把握している」ということ「主催社側が希望していない」ということを説明しています。
しかし、密室で換気無し、マスクすら着用していなかったとという状況があったとはいえ、たった2時間で、参加者22人中15人が感染するというクラスター感染はあまりにも極端です。静かに講話を聞いたとは思えず、一体どんな集会をするとここまで感染が拡大するのか?私たちに知る権利はあるのではないでしょうか。
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