栃木県は2020年8月11日(火)、新型コロナウイルス感染症で新たに3例が確認されたことを発表しました。これで栃木県内における感染確認は累計252例になります。
また、本日、入院中だった高齢者1名が、お亡くなりになりました。これまで2020年5月に栃木県在住で死去後に群馬県に新型コロナウイルス感染が確認された方を除き、栃木県内の新型コロナウイルスに感染後、無くなられた方では初めてです。なお、年齢性別などは明らかにされていません。
本日、栃木県は、真岡市内の「居酒屋 結び」を起点とする感染拡大で真岡市内の「スナック幸」の利用者に対する声明を発表しています。
栃木県から真岡市「スナックサチ」利用者への呼びかけ(修正あり)
栃木県は飲食店従業員の新型コロナウイルス感染確認を受け、真岡市内の「スナックサチ」(真岡市田町1048)を以下の日程で利用した方で体調不良などの症状が出た方は、県東健康福祉センター(TEL 0285-82-6997)もしくは最寄りの保健所に相談することを呼びかけています。(住所及び名称表記を修正しました8月12日)
・2020年8月7日(金)
・2020年8月8日(土)
■ スナックサチ
真岡市田町1048
栃木県 真岡市(県東エリア)在住 20代男性: 栃木県250例目
真岡市内の飲食店「結び」に勤務する真岡市在住 30代男性(栃木県241例目)の知人で濃厚接触者として検査を実施し、陽性を確認。会社員(屋外での仕事)。移動は自家用車を利用。行動歴は調査中。発表時点の濃厚接触者は、同居の父・母・弟・祖母と同僚で今後、PCR検査を実施予定
・2020年8月6日(木) 真岡市内の飲食店Aで知人5名(栃木県241例目)を含む)と会食
・2020年8月7日(金) 真岡市内の職場に出勤。帰宅後は自宅で過ごす
・2020年8月8日(土) 真岡市内の職場に出勤。知人(栃木県241例目)の陽性判明。早退して自宅で過ごす。目の違和感あり(発症日と思われる)
・2020年8月9日(日) 自宅で過ごす
・2020年8月10日(月) 自宅で過ごす。濃厚接触者として県東健康福祉センターが、真岡市地域外来検査センター来の受診を調整。検体を採取。この時点の症状は肩こり
・2020年8月11日(火) 自宅で過ごす。栃木県保険環境センターでPCR検査の結果、陽性を確認。この時点の症状は鼻と目の違和感。栃木県内の医療機関に入院
栃木県 真岡市(県東エリア)在住 70代女性: 栃木県251例目
真岡市内の飲食店「スナックサチ」に勤務。一人で来店した真岡市在住 30代男性(栃木県241例目)の濃厚接触者として検査を実施し、陽性を確認。講堂歴は調査中。濃厚接触者は、別居の娘と夫、孫2名、そして同僚4名で、今後PCR検査を実施予定。
・2020年8月6日(木) 真岡市内の「スナックサチ」に出勤。真岡市在住30代男性(栃木県241例目)が来店、短時間の会話
・2020年8月7日(金)真岡市内の「スナックサチ」に出勤。
・2020年8月8日(土) 真岡市内の「スナックサチ」に出勤。客である(栃木県241例目)の陽性判明
・2020年8月9日(日) 自宅で過ごす
・2020年8月10日(月) 自宅で過ごす。濃厚接触者として県東健康福祉センターが、真岡市地域外来検査センター来の受診を調整。検体を採取。この時点の症状は特になし
・2020年8月11日(火) 栃木県内の医療機関に入院予定
追記8月12日)「スナックサチ」の名称および住所を修正しました
栃木県 芳賀町(県東エリア)在住 30代男性: 栃木県252例目
真岡市在住30代男性(栃木県241例目)を筆頭とする感染者を出している真岡市の飲食店「結び」の利用客。移動は自家用車を利用。行動歴は調査中。発表時点の濃厚接触者は、同居の父・母・弟、8月6日に外出した知人5名で今後、PCR検査を実施予定
・2020年8月3日(月) 真岡市内の飲食店「居酒屋 結び」を利用
・2020年8月6日(木) 高根沢町内に知人5名と外出
・2020年8月7日(金) 芳賀町の職場に出勤
・2020年8月8日(土) 芳賀町の職場に出勤
・2020年8月9日(日) 芳賀町の職場に出勤。倦怠感・頭痛・鼻づまり(発症日と思われる)
・2020年8月10日(月) 芳賀町の職場に出勤。芳賀町内の医療機関を受診。真岡市地域外来検査センター来の受診を紹介され、検体を採取。
・2020年8月11日(火) 芳賀町の職場に出勤。栃木県保険環境センターでPCR検査の結果、陽性を確認。この時点の症状は倦怠感・頭痛・鼻づまり。栃木県内の医療機関に入院
お亡くなりになられた方のご冥福を心からお祈り申し上げます。
治療薬もなく、未知の要素が多くワクチンの効果も期待できない新型コロナウイルス。さまざまな情報が錯綜していますが、世界では感染者が2000万人を突破し、犠牲者も急増している状態です。
マスク着用や衛生管理、対面での会話の回避など、最低限の対策を一人一人が取ることで、儚い命を守っていければと思います。
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