栃木県知事 福田富一氏と宇都宮市長 佐藤栄一氏は共同で2021年1月8日、街頭でのアピールを行いました。
新型コロナウイルス感染症の陽性者が急増していることを受けて、宇都宮市は2021年1月6日に緊急事態宣言を出しました。
栃木県も、最も深刻度が高い警告である「特定警戒」を2020年12月30日から発しています。栃木県は、2020年1月6日時点で、人口比率で全国ワースト4位となる感染拡大が広がっています。
特にこの三連休(2021年1月9日〜11日)は感染拡大阻止の対策の重要期間として、これまで同様「マスク着用」「手洗い」「三密回避」に加え「不要不急の外出回避」を呼びかけています。
会食と家庭内の感染拡大、不要不急の外出回避
栃木県知事と宇都宮市長の街頭演説では、とにかく三連休における「不要不急の外出自粛」を訴えると共に、宇都宮市内で深刻化する「会食(での会話による)時の感染拡大」と「家庭内の感染拡大」を強く訴えました。
先の記事(「宇都宮市の新型コロナ、家庭に持ち込まれると陽性率はほぼ100%」)にある通り、“ここなら、今なら、マスクしなくてもいいよね”という油断がウイルスの感染拡大に繋がっているとみられます。
つまり外出しなかったらいいわけでなく、自粛を求められているお酒を飲まなければいい、というわけではありません。特に「会話時のマスク着用」を食事時も、自宅内でも徹底することが極めて重要であるということになりそうです。
【関連リンク】
・宇都宮市新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言