2020年4月15日(火)に新型コロナウイルス感染が発表された宇都宮市在住医師(宇都宮市で医療従事者の感染確認、栃木県内新型コロナ感染38例目・宇都宮11例目)の栃木県外での勤務先である陸前高田市の「済生会陸前高田診療所」は同日(4月15日)夜、濃厚接触者とみられる11名のPCR検査の結果を発表しました(記事)。全員が陰性だったとのことです。
この医師は、2020年3月30日(月)に発熱を感じた後、済生会宇都宮病院および宇都宮中央病院で勤務。4月10日(金)と11日(土)は栃木県外の2つの医療機関で勤務していると発表しており、今回発表された済生会陸前高田診療所はその一つとみられます。
なお、同医師の宇都宮市内の勤務先である済生会宇都宮病院で濃厚接触が認められた1名はPCR検査で陰性が判明。ほか済生会宇都宮病院の入院患者6名、医療従事者16名についてもPCR検査を実施したところ陰性であることが解っています。(それ外来の患者32名はマスク着用で、短時間の接触であったため健康観察に入っています。
宇都宮中央病院で対応にあたった外来受診者20名と医療従事者1名については健康観察を実施中とのことです。
4つの医療機関で、濃厚接触者・接触者含めて数十名が関わる事案でしたが、現時点で半数以上が非感染と見られている状態です。余談は許しませんが、最前線で勤務に当たる医師の労苦が報われる結果になって欲しいですね。
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