栃木県は2020年4月19日（日）、栃木県内の新型コロナウイルス感染症の陽性確認事例として新たに2例が確認されたことを明らかにしました。栃木県内の発症例は、これで計46例に達します。
PCR検査は、本日（2020年4月19日）18時現在、栃木県実施分35件、宇都宮市は4件、累計1481件。退院は現時点までに10名、重傷者は4名。
2020年4月17日判明の栃木市（県南）在住 小学校勤務の50代女性（43例目・記事）の同僚。海外渡航歴はなし。詳細は調査中。濃厚接触者は、同居の夫、別居の娘などで4月20日（月）以降PCR検査を実施予定。職場の同僚についても、PCR検査実施を予定。
・2020年4月17日（金） 同僚（43例目）の陽性を確認。
・2020年4月18日（土） 濃厚接触者として検体回収。夜に微熱を発症。
・2020年4月19日（日） PCR検査で陽性判明。県内医療機関に入院予定。症状は微熱と咳。
移動は自家用車、マスク着用。週に数日程度仕事をしている。濃厚接触者は現時点では同居の夫のみで、本日PCR検査を実施し陰性を確認。その他の濃厚接触者については調査中。
・2020年4月18日（土） 37度台の発熱（発症日）。咳。那須塩原市内の医療機関Aを受診。県北健康福祉センターで検体を回収。以降は自宅待機。
・2020年4月19日（日） PCR検査で陽性判明。県内医療機関に入院予定。現在の症状は咳のみ。
行政は発表時に、市民を安心させる情報をトッピングする傾向がある。益子町のケースでは「丁寧に電話をしてクレームは一件もない」とか、今回の栃木市内の小学校に勤務する方のケースでは「子供達に接触しない仕事の中の同僚」といった具合。実際、調べるとクレームや混乱はあるし、子供達に接触しない仕事云々を伝えるのであれば、それが納得できるだけの情報を出すべきです。色づけされた情報は不安やデマを招くだけの効果しかありません。
新型コロナウイルスは人々の健康を害し命を奪うもので、この世界的蔓延は人類が初めて遭遇する重大な危機です。事実から目を背け、その場しのぎのようなことはしてほしくないですね。
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