栃木県は2020年6月19日(金)、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を受けた行動自粛要請を段階的に解除することを発表しました。
本日から7月9日までの3週間の間、5都道県への移動、および栃木県内の観光の緩和、県外についても段階的に緩和するとのことです。また、イベントも室内室外にかかわらず1000人までの開催、密集会費・手指などの消毒・マスク着用・換気などの実施を求めました。
新型コロナウイルス、栃木県の状況
栃木県内の新型コロナウイルスの感染確認は、2020年6月2日の66例目以降ゼロの状態が続いています。すでに65名が退院。
・PCR検査実施数・・・累計6007件
・陽性率1.1%
・入院・・・1名
・退院・・・65名
・重傷・・・0名
(いずれも2020年6月19日現在)
これに加え、近隣と県の感染状況、感染経路不明者等割愛を加味した上で、自粛解除を段階的に実施することが表明されました。
なお、栃木県が、検査陽性率や病床稼働率などから3段階で警戒度を示す指標(新型コロナ 栃木県独自の警戒度判断基準を作成)においては、最も警戒度が低い「感染観察」にあります。
「ステップ2」7月9日までの3週間
栃木県は、行動自粛要請を、時期フェーズに区切って段階的に評価・対策を実施しています。
・「ステップ0」・・2020年5月31日まで
・「ステップ1」・・2020年6月1日〜6月18日まで
・「ステップ2」・・2020年6月19日〜7月9日まで
本日からは「ステップ2」として、現時点で詳細は確認できませんが、1000人前のイベント開催に加え、5都道県への移動、クラスター発生施設への往来、および栃木県内の観光の緩和、県外についても段階的に緩和するとのことです。
また、全国で行われている事業者に対する「新型コロナ感染防止対策 取組宣言」を認定する事業を取り入れるなどの発表が行われました(意味あるのでしょうか?)
栃木県は、感染拡大第二波に備え、2020年6月19日現在、新型コロナウイルス感染症治療の病床は271床(重症41床)を確保しているほか、調査および検査体制の強化のためのPCR検査に加え抗原検査キットの整備を進めているとのことです。
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