もともとデスクワーク比率が低く、テレワークと縁が薄い(栃木県庁の在宅比率は0.06%=2020年11月の報道)と思われてきた栃木県ですが、新型コロナウイルス感染拡大が深刻化する中でそうもいってられなくなりました。 経済を停めずに人との接触を減らすにはテレワーク対応が不可欠です、しかし働く場所が足りない。一方で、多数の飲食店や施設が休業・閉店などに追い込まれているわけで、この人が来ないこのスペースを“テレワーク用の仕事場”として貸し出すことで、さまざまな課題を解消する糸口になるかもしれません。 そこで、栃木つーしんはお店や施設の空いた席をテレワークスポットとして貸し出せる「テレスペ」と連携し、栃木県内の空きスペースをテレワーク用の席として貸し出せるプロジェクトを開始しました! テレワークスポット化に必要なもの テレワークに必要なのものは、椅子とテーブル、そして電源とWi-Fi(無線LAN)です。 これさえあれば、バーの席でも、レストランでも、事務所の会議室でも、テントでもどこでも仕事ができます。 今回、栃木つーしんが連携するテレワークスポットを紹介サービス「テレスペ」を使えば、スペース利用料を得ることが可能になる仕組みです。スペース提供のホストになることで、特別なシステムを導入することも、初期投資なども必要無く、空いている席をテレワーク用スポットとして貸し出すことが可能というもの。 こんな場所もテレワークスポットに テレワークは、いわゆる仕事場っぽい場所である必要はありません。すでに全国でこのようなさまざまなテレワークスポットが多数誕生して多くの人が利用している状態です。単なる席貸しに留まらず、ネコ好きやアウトドア好き、クリエイター、士業などなど職種にフィットしたコミュニティが生まれる可能性もあります。 お店や施設に手をいれる必要もありません。飲食店はそのまま営業すればいいのです。テレワーク利用者は、利用料を払うことで、その席を(飲食等をオーダーしなくても)使うことができる仕組み。テレワーク利用者が求めれば食事を提供するのもオーケー。 つまり、よく喫茶店やファミレスなどで何時間も居座って仕事などをする人がいますが、さすがに長時間タダで利用されてはお店も大変。しかし、テレスペに対応すれば、空いてる席にお客さんを呼べると共に、必要に応じてお店としての売り上げにも貢献してもらえる可能性もあります。 テレワーク・スポットの利用方法 利用方法は簡単です「テレスペ」のLINEアカウントから、スペースを検索して、利用了の支払いを済ませるだけ。お店についたらスタッフの方に確認してもらえればすぐ利用可能になります。 栃木県内のテレスペ登録施設は栃木つーしんでも紹介 スペース提供のホストに登録した事業所は、すべて栃木つーしんでも紹介します。 テレワークスポットとしての貸し出しは事業所のアイディアでさまざまな形態が考えられます。「1時間1000円で1ドリンク付き」とか「3時間利用で割引券プレゼント」とか。「メルマガ登録で1時間分をプレゼント」とか・・なお、利用料の50%がホストの収益になります。 飲食店からレストラン、イベントスペース、オフィスの空きスペースまで栃木県内に多数のテレワーク・スポットが生まれるといいですね! → テレワーク・スポットを探す人(栃木県内はまだなし):テレスペLINE → スペースを貸し出す側:ホストに登録 【関連リンク】 ・テレスペ