山本寛斎さん死去(76歳)、宇都宮大谷石採掘跡でファッションショー開催(1986年)

世界的ファッションデザイナーである山本寛斎さんが2020年7月21日に享年76歳にて永眠されたことが明らかになりました。山本寛斎事務所が本日(2020年7月27日)発表しています。

山本寛斎さんは、1986年、栃木県宇都宮市の大谷石地下採掘場跡でファッションショーを開催しています。当時としては驚くほど煌びやかな演出ショーで、全国・世界中から大勢の人が冬の大谷に集まりました。


(写真:2020年7月31日から開催予定の山本寛斎さんプロデュースのイベント「日本元気プロジェクト2020」より)


山本寛斎さんは2020年3月、「急性骨髄性白血病との診断を受け、現在治療中です」と自らインスタグラムで公表していました。

宇都宮・大谷でのファッションショーの資料は非常に少ないのですが、栃木県出身のパリ在住のファッションデザイナー大森美希さんが、当時のことを記事にしています。

当時、この山本寛斎さんのファッションショーを原点に、多くのパフォーミングがアートが大谷石地下採掘場跡で開催されました。世界でも類をみない作品がこの場から生まれていったといって過言ではないでしょう。

「人間は、無尽蔵のエネルギーを持っている」

山本寛斎さんのオンラインイベント「日本元気プロジェクト2020」の開催は2020年7月31日です。彼のパワーを感じながら、静かに見送りたいですね。

山本寛斎さん
どうぞ安らかにおやすみください。

【関連URL】
山本寛斎に関するご報告 | KANSAI YAMAMOTO Inc.

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